「戸建」か「マンション」か・・・・ その1

家を選ぶ際にまた悩ましいのが「戸建てorマンション」です。
人それぞれ好みもあるとは思いますが、それぞれにメリット、デメリットがありますので、ちょっと考えてみましょう。

 まず、寿命です。一般的に、「マンションは長持ちする」と言われることが多いですが。本当でしょうか。

 1929年に、関東大震災からの復興を目指して都内や横浜に建てられた同潤会アパート。

その多くは70年ほど現役で使われました。

寿命が長かった同潤会アパートとは対照的に、マンションが一般的に供給され始めた1960年代から高度成長期といわれる1970年代にいっせいに建てられたマンションは築30年程度で建て替えられた事例が数多くあり、老朽化マンションとして定義されてしまうことが多々あります。

マンションの平均寿命と言われる45年というのも、同潤会アパートの事例が30年から引き上げている考えられている場合もあります。

 コンクリートの寿命は100年以上とうたわれているのにも関わらず、建て替えを余儀なくされる理由は実は沢山あります。

 

 ひとつ挙げるとすれば建物本体よりも中身の問題。

建物の天井高、仕様などの規格が現在の家電などの仕様に対応できなくなっていき、

重ねて設備配管の老朽化、交換に多額の費用がかかる・・・など様々な理由で、

空室化を招き、修繕費の回収が困難になり、悪循環に陥ります。

建物にかかわるものだけでなく、高齢化にともなう管理組合活動の停滞、借家の増加、

修繕費管理費等の未払いなどの問題が複雑に絡み合ってきます。

 中古マンションを購入する際には、建物だけを見るのではなく、いろいろな観点よりチェックすることが肝要です。


 同じ場所に住むためには、建物を適切にメンテナンスしていくか、建て替えるかの二者択一になることはマンションでも戸建てでも一緒です。

 マンションは、そこに、ほかの居住者との合意が必要になることが、

一番大きな違いです。

 

物件選びの際には、そこに住む”人”がどんな層かも見ておくことも大切です。

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